住まいづくり、立ち止まって考えてみませんか?
買う → 造る
昔、家創りは建主自ら柱にベンガラを塗り壁の土をこねたといわれます。
今の家はメーカーから与えられたパーツを選び組み立てられたモノを購入する感覚です。
たとえば家族で塗り壁に想い出の品を埋め込むタイル貼りに参加し一部に子供の手形を残す等何処か一部にでも家族で手を加えてみてはいかがですか?
きっと大切な家が一層愛おしい家へと変化していくことでしょう。
固定 → 自由
子供が家を駆け回り賑やかだった家庭もやがてそれぞれが独立し夫婦水入らずの生活へと変化する。
そんな家族やライフスタイルの変化に自由に対応出来るように創り込まない間取りのご提案です。
そこには子供部屋・居間・ウォーキングクローゼット等用途の決まった区切られた部屋ではなく自分で創っていく自由な空間が生まれます。
今、なぜ焼板なの?
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1. 杉板を四枚立てにした中に火の点いたカンナクズを入れます。
2. 板の隙間から空気を入れながら焼き具合を調整します。
3. 約一分に満たない時間で焼き上がります。焼き上がりは水をかけ反りを防ぐため重しを置き自然乾燥させ仕上がりとなります。
古くから現代まで受け継がれていくモノにはそれなりの様々な利点が隠されているのです。焼板もその一つです。
・表面を焼くことで板が炭化し雨水をはじく。
・晴れた日は板が乾燥して収縮し風を通し、雨の日には水分によって板が膨張し水の浸入を防ぎます。
・乾燥により板が割れる事があるが、上から目板(細い巾の焼板)を張ることで容易に補修できます。
・建物の解体時にはゴミとならず木質燃料として利用する事が出来、燃やさない場合も土に還る事ができます。
・古くから使い続けられている材料なので耐久性についても実績があります。
エコを叫ぶ今だからこそ家にも本当のエコを考えてみませんか?
展示住宅の基本理念
1. 生活様式の変化に対応できる空間づくり
住まい方の変化によって、床を作ったり、間仕切をこしらえたりできる限定されない空間。
2. 自然素材をふんだんにつかった家づくり
構造材だけでなく、内装材にも無垢の木をつかい、また、土、紙など自然に由来した素材を生かした空間。
3. 金物を多用しない骨太で粘り強い構造の家づくり
各部材について構造計算をおこない、継手、仕口は金物を多用せず、耐力壁は面材だけでなく、柱同士をつなぐ貫を入れることで、建物によりいっそうの粘り強さを持たせました。
4. 地域材を活用した家づくり
主に地域の気候の中で育った高島市産材を活用し、他の材料においても再生可能か否か、資源の循環を考慮した視点で材料を選択しました。
5. 不易流行の家づくり
時代を越えて不変なものと、そのときどきに応じて変化していくものを見極めた家づくり。全工事金額の中で住宅設備機器に要する費用を極力抑え、住まいにとって何が大切なのかを話し合いながら家づくりをすすめたいと思います。
▶︎地域材活用木造住宅振興事業について(PDFデータダウンロード61KB)
▶︎滋賀ほんまもんの家について(PDFデータダウンロード70KB)
会社概要
株式会社 河米工務店
代表取締役 河内 浩喜
〒520-1511滋賀県高島市新旭町藁園1608番地2
資格
会社:建設業許可(般-26)第80156号
建築士事務所登録(ハ)第1808号
個人:一級建築士 第213725号
一級建築施工管理技士
一級土木施工管理士
監理技術者資格
事業内容
建築工事業
建築設計 監理
経歴
大阪工業大学 工学部 建築学科 卒業
株式会社 海藤建築事務所 入社
株式会社 大晋設計 入社
有限会社 栞建築事務所 設立
株式会社 河米工務店 代表取締役 現在に至る
“住宅の町医者のような建築士を目指して”
「住まい手」の立場に立ち、「住まう」ということを深く掘り下げ吟味し、豊かな居住空間、地域環境の創造に努めます。住宅は商品ではありません。また建築家の作品でもありません。形の斬新さをアピールするデザインではなく、真に、人間としての生活の発展を追い求める「生活派」の建築をデザインします。